ご紹介

理事長佐藤 純子
副理事長足立 隆子
理事岩丸 明江
理事中村 智香子
理事矢治 夕起
理事永易 江麻
監事新村 愛子

各プロフィール

理事長 佐藤純子

流通経済大学 共創社会学部教授 / NPO法人日本プレイセンター協会認定スーパーバイザー / 保育士 / 社会福祉士 / 臨床発達心理士

大学時代に、世界の子育て支援を調べている中で、ニュージーランドの伝統的な幼児教育活動であるプレイセンターに出会いました。子どもの親であるからと言って最初から立派な親になれる人はいない。子どもと一緒に遊び、親同士学びあいながら、「ゆっくり家族として成長していきましょう」というプレイセンターの理念に心から共感しました。2004年には、調査・研究のため約1年半、娘とともにニュージーランドへ渡り、教員養成校に入学、幼児教育・保育(Early Childhood Education and Care)課程でCertificate(Level5)を取得。現地では、保護者として、プレイセンターと保育園での子育ても体験しました。帰国後は、プレイセンター普及活動に尽力するため当協会の理事長に就任。現在は、流通経済大学にて保育士の養成に従事する傍ら、プレイセンターやラーニングストーリーの研究に力を入れている。プレイセンター活動に魅了され、すでに四半世紀が経過。全国どこの地域にいってもプレイセンターがある日本社会の実現を目指している。

プレイセンターに関する著書

  • 佐藤純子『親こそがソーシャルキャピタル:プレイセンターにおける協働が紡ぎだすもの』(大学教育出版、2012年)
  • 池本美香編著『親が参画する保育をつくる:国際比較調査をふまえて』(勁草書房、2014年)  *ニュージーランドの章を担当               
  • 佐藤純子編著 『拡がる地域子育て支援』(ぎょうせい、2017年)
副理事長 足立隆子

NPO法人日本プレイセンター協会認定スーパーバイザー / プレイセンター・ピカソ代表 / NPO法人こだいら自由遊びの会理事

2000年に第1期のスーパーバイザー養成講座を受講し、2002年に東京都小平市と国分寺市でプレイセンター・ピカソをスタート、現在に至る。
20年前に比べ、日本の子育て環境や親の意識にも大きな変化がありました。各自がスマホを所持するようになり、生身の人同士が繋がることは更に難しくなって来たように思います。地域の中に同じ立場の仲間が助け合える環境づくりを目指し、これからもプレイセンター協会のできることを模索していきたいと思っています。

理事 岩丸明江

NPO法人GGPジェンダー・地球市民企画代表理事 / NPO法人日本プレイセンター協会認定スーパーバイザー / NPO法人北九州子育ち・親育ちエンパワメントセンターBee理事 / 北九州こどもの遊びと生活体験ネット 運営委員 / 保育士 / ポジティブ・ディシプリン®認定ファシリテーター / Nobody's Perfect 認定ファシリテーター

90年代後半、「プレイセンター」の記事に出あい、後に初代の協会理事長となる池本美香さんにお手紙を送りました。池本さんから丁寧な資料を送っていただき、「する⇔される」の子育て支援ではなく、養育者の主体的な場づくりを側面支援するスーパーバイザーの存在に強く惹かれました。2010年2月、かねてから「やりたい!」と願っていた、九州初のプレイセンターを北九州市立大学の中で開始(北九大では、NPOと大学が協定を結び、多世代交流の多様な活動を行っています)、北九州市内のプレイセンターは現在4カ所にひろがっています。ともすれば子育てが孤立化・分断化の方向に向かいがちな現状で、小さなコミュニティを創り続け、支え合うプレイセンターの意義に確信を持ち、普及への意欲を高めています。

理事 中村智香子

NPO法人日本プレイセンター協会認定スーパーバイザー / 幼稚園教諭 / 保育士 / 介護福祉士 / ポジティブ・ディシプリン®認定ファシリテーター

2012年に北九州市に家族で引っ越し、子どもが乳幼児期にプレイセンターと出会いました。家族だけでなく、周りからも見守られているという温かさを感じながら大人になってほしいと、思っていましたが、実際は時代とともに、子育て環境も変化し地域の関係性が希薄であったり、子ども同士が自由に遊ぶ環境がなく、自分の子ども時代との差に、違和感を感じていました。親と子どもだけの繋がりだけでなく多世代、多様性のなかで、自分の子ども、未来の地域の子ども達も含め、豊かに成長してほしいと願い、自身が過ごしたプレイセンターで、スーパーバイザーとして継続して関わり、プレイセンター普及にも尽力しています。

理事 永易江麻

特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール 副理事長・教員・法人事務局 / 東京都フリースクール等ネットワーク 事務局長 / 二児の母

大学時代から教育に関心を持ち、在学中の2005年より「東京コミュニティスクール(TCS)」に参画。大学卒業後、通信教育課程にて小学校・幼稚園教諭免許を取得する傍ら、TCSのスクール事務局・常勤教員を経て、現職。
2019年に東京都内の多様な学びを推進する団体と保護者によるネットワーク「東京都フリースクール等ネットワーク(TFN)」の設立に参画し、事務局長として学校外で学ぶことへの公的支援と社会的認知向上を目指して活動。
ニュージーランド幼児教育で使われるデジタルツール「Storypark」への出会いをきっかけに、NZ発祥の記録・評価「ラーニングストーリー」について学び、プレイセンターを知る。2021年、第二子出産を機に、近所の「プレイセンターピカソ」のコミュニティに関わる。
NZ教育から学んだ「子どもは有能な学び手である」という子ども観の普及と、子どもと親が学びを楽しいと思える社会づくりを目指し、かつ母親・教育者としても自身がその体現者でありたいという思いを胸に、日々反省を繰り返しながら奔走中。

理事 矢治夕起

2023年度から日本プレイセンター協会の理事に、2024年度より協会の事務局を担当

大学院修了後、複数の大学で非常勤として主に教職課程科目を担当。2009年度から15年間、淑徳大学短期大学部こども学科において保育士・幼稚園教諭の養成に携わる。
短期大学部の同僚だった佐藤純子先生を通して、日本プレイセンター協会の活動に興味・関心をもつようになり、ニュージーランド幼児教育研修にも参加してプレイセンター活動に関わるように。
短期大学部が閉校になったのを機に、現在は保育園で保育補助として勤務し、佐藤純子先生の松戸におけるプレイセンター活動にも参加。